Nikeが開発を進めていたトレイルランニングシューズの新モデル、Ultraflyが8月から欧州や北米では発売されるようです。
このシューズはカーボンファイバー製のFlyplateを内蔵して推進力を強化しているほか、ロードランニングで新時代を切り開いたVaporflyやAlphaflyと同じする反応性の高いZoomXフォームをミッドソールに採用。アウトソールには、低プロファイルの3.5mmのラグを備えたVibram Megagrip Litebaseアウトソールを搭載。NikeがVibramと提携するのはこれが初めてなのだそうです。
カーボンプレートを備えたトレイルランニングシューズというと、HOKA Tecton X2やThe North Face Vectiv Summit Proがあります。ただ、カーボンプレートをロードランニングシューズで使ってそのポテンシャルを引き出したNikeのUltraflyには注目が集まるでしょう。そもそもトレイルランニングシューズでカーボンプレートがどれくらい有効か、という議論もあります。
UltraflyはすでにNikeのプロアスリートがテストしていて、今年のウェスタンステイツで昨年に続いて2位となったテイラー・グリーンもUltraflyを履いていたとのこと。
価格は260ドルとのことで、日本で発売されれば3万円はゆうに超えるでしょうか。DogsorCaravanのウェブサイトで紹介するのが楽しみです。
プレスリリースはこちら。https://about.nike.com/en/newsroom/releases/nike-ultrafly-trail-official-images
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