先週末にDeep Japan Ultra 100が開催され、現地に行ってきました。この大会のメディカルディレクターは福田六花さんが務めておられますが、今月初めのWMTRC世界選手権でご一緒した際に六花さんから「よかったら一緒に行こう」と誘っていただきました。
大会ボランティアとしての私の役割は、DogsorCaravanを通じて大会について発信すること(および音響助手)ということでした。そこで可能な範囲で大会の進行をTwitter, Instagram, Facebookを通じて発信することにしました。コロナ以前はウルトラトレイルマウントフジやハセツネCUPなどのレースを同じようにテキストと写真で現地から配信していました。最近では昨年のハセツネCUP以来となります。今回のDeep Japan Ultraでは経費をかける予算がなく、直前まで現地で何ができるかもはっきりしなかったので、スタートとフィニッシュの浅草山荘の他は58km地点のエイドと(短時間でしたが)110km過ぎのエイドからレポートをするにとどまりました。
以前行っていたライブ速報に比べると、質量ともに十分なものではなかったですが、他に大会の様子をリアルタイムで知る手段がなかったことから、多くの方から楽しめたと声をかけていただきました。
今やトレイルランニングの大会であってもコース上からの映像を伴うライブ配信が珍しくなく、テキストと写真のライブ速報は過去のものになりつつあると思います。私の経験では、テキストと写真のライブ速報に価値を認めてもらって何らかのサポートを得ることは難しいというのが現状です。Twitterに何か文字を書いて写真を投稿することはあまりにも簡単で誰でもできるからでしょう。ただ、そのテキストに情報を盛り込んだり、一定のストーリーを織り込んだりすることは積み重ねた知識と入念なリサーチがあって可能になることです。その点では高い質のライブ速報を続け、そのためのサポートも得ているiRunFarは素晴らしいと思います。
DogsorCaravanとしては十分な準備と人手や移動手段に十分な経費をかけたライブ速報を行うことに意義はあると思うのですが、現時点では大会やブランド、選手やファンの皆さんに価値を認めていただいてサポートを得ることは難しいと考えています。一方、映像を伴うライブ配信はその価値が認められやすいと感じます。
日本中で注目されるようなトレイルランニングイベントでテキストと写真のライブ速報があったら見たいですか?ローカルで小規模なレースでもライブ速報があったら見たいでしょうか?もしご意見あればお聞かせください。
Deep JapanでのLiveツイート、楽しめました。レースの大小に限らず実況はあるといいと思います。
臨場感があるのと、普段眺めているTwitterとは別のアプリを開く必要もないし、Twitterでフォローしているランナー、していないランナーのリプライやリツイートを見て楽しめたり、Twitterやってる人間としては皆んなで副音声付きで楽しんでいるような雰囲気で楽しめると思いますので出たことのないレースの雰囲気が選手の表情とともに伝わるのも魅力で、このレース出てみようかな、と思う人も出てきてレースの発展にも繋がるのでは?とおもいます。Twitter眺めるのが好きな者の偏った意見で恐縮です。
ご意見いただきありがとうございます!確かに、コミュニティで盛り上がるのは魅力ですね。