今日やられました(最初にお断りしておくと、大事には至りませんでした)。
一仕事終えて、いつものように軽いランニングに出かけました。自宅周辺を1時間くらいの予定でした。住宅街を走り始めてすぐのところで後頭部に何かがぶつかりました。
「えっ」という感じです。ふと振り返るとカラスが切り返して庭木に止まりました。私はこのカラスに後頭部から攻撃されたのか!
舐められてはいけないと思ってそのカラスを睨みつけたところ、再び後頭部に何かがぶつかりました。「ええーっ」どうやらもう一羽のカラスが私を攻撃したようなのです。
さすがに怖くなってその場を走って逃げ去りました。ケガをしていないか耳や首筋を確認しましたが、無事でした。ランニングキャップをかぶっていたのも幸いしたようです。
帰宅してから調べたところでは、5月や6月はカラスの子育ての時期だそうで巣の近くを透人間を攻撃することがあるのだとか。私がしたように攻撃してきたカラスを睨んだり反撃したりすると、カラスに敵と認識されてますます攻撃されたり、カラスに覚えられて後日また攻撃されたりするそうです。おとなしく腕を上に挙げて(腕を上げるとカラスが広げた羽に当たるのを嫌って近づいてこないそうです)静かに立ち去るのがベストなのだそうです。
それにしても悔しいではないですか。50過ぎの中高年のおっさんを狙わなくてもいいじゃないか(いや、50過ぎの冴えないおっさんだから狙われたのか)。その場から去る時に中学生とすれ違ったのですが、あの子たちは私を見て笑っていましたよ。帰宅してから妻にカラスに二度も襲われたと話したら、ゲラゲラ笑って「明日会社でみんなに話す」というではないですか。なぜこんな辱めを受けなくてはいけないのでしょうか。
私は野生動物に危害を加えられたのは、香港でレース取材中に補給食のチョコレートバーを野性の猿に奪われて以来です。
皆さんもカラスを見かけたら睨んだりちょっかいを出したりせず、静かにその場を立ち去りましょう。もし、野生動物に出会った経験があったらコメント欄で教えてください。