新エピソード「#103 比叡山50マイルを完走したナミネムさんにレース対策を聞いた」を公開しました【ポッドキャスト Run the World】
筆者もギアの買い集めやノウハウの実験に打ち込んでいたのを思い出しました。
先週末の5月13日土曜日に比叡山インターナショナルトレイルランが開催されました。今回のエピソードは50マイルのレースを完走したレギュラーメンバーのナミネムさんが比叡山のレースについて話してくれました。
コースの特徴、50マイル(80km)を11時間半で完走するためのコース配分や装備や補給食などのいわゆるレースマネジメントについて、ナミネムさんがノウハウを惜しみなく披露してくれました。かなり具体的な補給対策、暑熱馴化対策、足のつり対策が満載です。
私も50マイルや100マイルのトレイルレースやウルトラマラソンを完走した経験がありますので(自慢)、一通りのノウハウは知っているつもりでしたが、具体的にどこで売っている何がいいか、といったレベルになるとなかなかナミネムさんの話題についていけません。ポッドキャストの編集中にわからなかったアイテムを調べて、エピソードの概要欄でリンクを書き添えています。
思えば、10年ほど前は私も名門トレイルランニングチーム「すぽるちば」や「男塾」のメンバーからこの種の情報を集めて、いいと聞いたものを買い漁っていたものです。中には私がまわりより先に飛びついたものもあって、たとえばYouTubeのシリーズでキリアンが着ていたS/LABの真っ白なタイツとシャツは、 フランスのECショップで買って個人輸入したものです。それを着て信越五岳を走ったらサロモンの人がびっくりしたという逸話もあるほど。アントン・クルピチカが履いたニューバランスのミニマリストトレイルランニングシューズ・MT10はアメリカから個人輸入で何足も買いだめしました。UTMFの試走で麓の辺りを走ったら半日でアッパーが破れて涙目になったものです。他にもランニング用のバックパックの胸のところに折りたたんだポールをバンジーコードで固定するノウハウを開発したこともあります。それを紹介したブログ記事はかなりのアクセスを集めました。
ポッドキャストの収録後にナミネムさんと話していたら、昔のような岩佐のギアレビューをまた読みたいという話になりました。今では「案件」が絡まない自腹のギアレビューというのは予算が割けないというのが正直なところです。でも今やるとすれば、中国のトレイルランニングギアの発掘をしてみたいですね。中国でトレイルランニングが盛り上がっているのはみなさんご存知の通り。まだ日本未上陸のトレイルランニングブランドもいくつかあり、かなりクオリティが高いようです。もちろん、アイディア勝負のアイテムもAliexpressとかで調べたらいっぱい出てきそうです。
読者の皆さんはどんなギアレビューを読みたいですか?ご意見、ご提案はこの記事のコメント欄にお寄せください!
岩佐さんのギアレビューシリーズ、読んでました。
アリエクから良さそうなものを探すのは興味あります。18650バッテリーが使用できるアリエクのヘッドライトとか試そうとして踏み出せずにいます。
あと今回の魚むすびの件もそうですが、補給食の調査、レビューも面白そう。ヨドバシのオンラインショップの和菓子、お菓子カテゴリーに候補がたくさんあります。
以上、思いつく範囲で書いてみました。